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ペーパー・ムーンのgingerのレビュー・感想・評価

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
3.9
子役テイタム・オニールのクールで大人顔負けの洞察力と賢さを備えた佇まいがこの作品にはぴったりでした。ライアン・オニールの詐欺師だけど、悪人にはなりきれないおじさんとの息の合った相棒ぶりも絶妙なところはさすがにリアル親子というかんじでとても微笑ましい。1930年代のクラシックカー、ラジオから流れる音楽、詐欺師と9歳の少女がスリリングな旅をしていつしか心の絆を築いていくロードムービーとか、好きな要素しかない!シンプルで普遍的な父と娘の物語。
ラストシーンがとても印象に残る作品でした。
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