六

ペーパー・ムーンの六のレビュー・感想・評価

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
4.0
これはほんとに面白い
2人は道中、人を騙しながら旅をしていくのだがその詐欺行為もなぜか憎めない
20ドル札使った手口のレジの人、あれはちょっとかわいそうでしたが(笑)

とにかく観てて飽きない、特にテイタム・オニールのキュートな演技は目を引く
子役の出てくる映画を観るとどうしてもこのアディ、と「パリ・テキサス」のハンターを思い出す
うまいなーと思う子役はたくさんいたけれどこの2人は別格。
うまいのはもちろん、も1つなんか持っとるな

「テレビや映画はカラー」っ子世代、どうしても白黒の映画を敬遠してしまう。
こういう人は結構いると思う、現に僕も白黒とカラーならカラーを選ぶだろう
カラーを見慣れてしまったカラー世代の人間は、白黒ではなんか物足りないのも事実、慣れとは恐ろしいです。

しかし今でもあえて白黒で撮った作品もたくさんあり、やはりそこには意味がある
「白黒はちょっと・・・」と思ってる人におすすめ!

すごくブルーな終わり方する映画、あからさまなハッピーエンドな映画いろいろあるけど
ハッピーエンドを匂わす終わり方の映画が自分は好きですね
六