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ペーパー・ムーンのこよりのレビュー・感想・評価

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
3.3
詐欺師の男が、友人の葬式で出会った友人の娘を、その子の親戚の家まで車で送り届ける、
これぞロードームービーという映画。

詐欺師は詐欺師なんだけど、あんまり頭が良いわけじゃなく、
女の子の方は頭がキレるので、
男の方から「送り届けてあげる間に協力し合わないか?」と協定を結ぶことになり、旅が始まります。

アメリカを舞台にしていて、当時のアメリカの状況を表しているんだと思うと、娼婦、タバコ、黒人、車など様々な要素が出てくるので、その点も見どころ。

話自体はひねったものではなく、オチも予想できるので、軽い気持ちで見ることができる。
役者の表情とかを味わう映画。
テンポも悪くない。
見終わった後にタイトルの意味がじんわり効いてきて、あったかい気持ちになるのも良い。
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