このレビューはネタバレを含みます
エイズで死ぬ演技はとても素晴らしかったし、エイズの不当解雇に対して戦う裁判はとても有意義なものだと思うんだけど、結局何が決め手で勝訴したのかよくわからなかったね。
裁判も最初は不当解雇に対してい争っていたのに、最後の方はゲイに対する偏見に論点がすり替わっていって、なんだかなあ。
本来ならエイズ云々よりも、あの書類を誰が資料室に持っていったのかが論点になるし、そうでないといけないんじゃないの?
それによって本人の能力が正常であると証明できれば終わる裁判じゃないのか。そもそも昇進が決まったときに決定付けられていたんだから、ラクショーじゃないのかなあ。
あんな同情ひくような病状で涙ながらの答弁しなくても、勝てる裁判だったんじゃないのか。訴訟理由もお粗末すぎだろう。