Ark

フィラデルフィアのArkのネタバレレビュー・内容・結末

フィラデルフィア(1993年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

2024-76
エイズに感染している同性愛者の弁護士アンドリューは事務所をクビになる。不当解雇として事務所を訴えるため、ミラー弁護士とともに同性愛者やゲイに対する差別に立ち向かう。



最初から分かってたけどやっぱり辛い。最後涙を堪えてたけどギリギリダメだった(笑)
アンドリューの真っ直ぐで揺るぎない気持ちに胸を打たれる。病にも差別にも負けないアンドリューは本当に強い。

そして初めはアンドリュー含めゲイに偏見があり忌み嫌っていたミラーが変わるのが良かった。自分が黒人差別で嫌な気分になった経験を思い出したからかな。自分がされて嫌なことを人にしないってのは何気に大事だよね。

アンドリューの心の中に人生の後悔があったかは分からないけど、彼のように人生を全うして、自分の愛する人や自分を愛してくれている人たちに見送ってもらって、死後も綺麗に写真を飾って思い出してもらえたらすごく幸せだろうな。こういう作品を見ると悔いなく死ねる人生を送りたいなと思う。

やはりトム・ハンクスはヒューマンドラマ系の作品がよく似合うなぁ。本作は『フォレスト・ガンプ』の前だったんだね。

エイズで髪色が薄くなるってあるのかな?と思って調べたけど特にそういう情報はなかったから演出だろうか?
トム・ハンクスは髪色薄いのも似合うみたいで、不謹慎かもだけど、若いというのもあって普通に色素薄い系のお洒落イケメンになってた。

エイズに感染している主人公の映画で私が知ってる&見たことあるやつはどれも男性主人公でゲイなのは何故だろう。
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