あっくん

イキガミのあっくんのレビュー・感想・評価

イキガミ(2008年製作の映画)
4.0
久し振りに観た作品です。映画レビューの前に、まずはこちらの歌詞をお読み下さい❗

🎤( ̄O ̄ ){もう少しで私の誕生日がやってくるけど、ただロウソクが増える。右へ左へのし掛かるモノの、バランスの中に心が揺れる。

争いは嫌いだが、心の中ではいつも誰かにピストルを向けたりしてる。
人を突き落としても、上がりたい表彰台。何かが欲しくて何かを目指して。
誰もが現代に道しるべを探している。

生きるとは何だろうか❓戦うことか、戦いを避けることか。
正しさとは何だろうか❓間違わぬことか、見失わぬことでしょうか。)

と、この物語の重要な役割をしている“フィルハーモニーユニーク”が歌う神曲「みちしるべ」です。
個人的に埋もれてはいけない素晴らしい歌詞の曲です。
歌詞はサビまでですが、命の大切さをしり、人生の意味を考えさせられ悟られる様な気持ちになります。是非ともYouTubeで聞いていただきたいです。(ノ_・。)

ここからレビュー始めます。
イキガミが届くと24時間以内に死ぬ…
1000人に1人、若者が死ななければならない「国家繁栄維持法」…死の恐怖により生命の価値を再認識し、犯罪・自殺の数を大幅に減らす国家繁栄の為の法…
そんかイキガミ受け渡しの主人公がこれから出会うイキガミを受け取った3人の若者と関わる中で彼らの為になにが出来るのか…❓

人生は明日でもなにが起こるのか分からない…分かったとしても、残り生きられる時間をどう過ごすのか❓命とは❓生きるとは❓等、「生と死」に対して色々と考えさせられます…。(・・;)
3人の若者は残り僅かな時でも一生分の願い、僅かな変化、大切な人への愛情により大きくても小さくても輝いてみえてくる…(ノ_・。)
ただ3人の若者を観る限り、死にたくない人達が突然短い命と知って苦しむ姿、遺族たちもまた悲しむ姿…観ていて悲しく辛かったですね。非現実的でフィクションだとしても、怒りと恐怖を感じます。(´-ω-`)そういう意味では評価が分かれそうな作品だと思います。
「一日一日を大切に、悔いのない日を送ること」観ていてそう感じます。

漫画が原作であり、「ストリートミュージシャン」、「洗脳された議員の引きこもりの息子」、「不器用ながらも妹を守る青年」と三つのエピソードが含まれていますが、ドラマみたいに一話完結型で観てみたかったですね❗

キャスト陣も豪華です❗特に三人目の兄妹山田孝之さんと成海璃子さんが切なくて印象的です。(ノ_・。)チョイ役に浅利陽介さん(コードブルー)が出ていましたね🎵
あっくん

あっくん