ひろりこ

ギルバート・グレイプのひろりこのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.7
鑑賞記録&感想
【感動の再視聴】
☆ラッセ・ハルストレム監督が家族愛を爽やかに描く感動作。
★1994年度・第66回アカデミー賞・助演男優賞ノミネート。
🎗レオナルド・ディカプリオ

あなたに会えてよかった。

アイオワ州、エンドーラ。
ひとつ屋根の下で暮らすグレイプ家に、愛の奇蹟が訪れる。🍀

〜あらすじ〜
🇺🇸アイオワ州、エンドーラ。この退屈な町から生まれてこの方24年間出たことがない青年ギルバート(ジョニー・デップ)は、町の小さな食料品店で働きながら知的障害を持つ弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)、夫亡きあと過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。彼は家族を守ることに精一杯で、自分の夢や希望を見失ってしまっている。ある日、彼の前にベッキー(ジュリエット・ルイス)という少女が現れる。旅の途中で車が故障し、しばらく町に留まるのだ。風のように自由なベッキーに、ギルバートは魅かれるが…。

若き日の初々しい青年ジョニー・デップ(当時30歳)とまだあどけなさが残る少年のレオナルド・ディカプリオ(当時19歳)が本当に最高の演技でした(2回ほど感涙)
この作品はのちの2人の大器の片鱗を存分に感じることができる。
心優しい長男の家族に対する葛藤を見事に魅せてくれたジョニーの演技も素晴らしかったですが、特にディカプリオは生まれながらにハンディを持つ弟アーニーを、まさに天才的な演技で愛らしくリアルに繊細に好演していました👏
そして、トレーラーハウスで旅を続けるボーイッシュな少女ベッキーを演じたジュリエット・ルイスもピュアで自然体な演技はとても好感が持てます。とっても素敵な女性です🤍

EDでは何とも言えない気持ちになりましたけど、明日への希望を期待させる素晴らしいラストシーンだったと思います🌱

グレイプ家にどうか幸福が訪れますように🕊

脚本も見事でずっと心に残る素晴らしい名作‼︎😷
ひろりこ

ひろりこ