このレビューはネタバレを含みます
テレビでやっており、最初だけ…と思い観ていたが結局全て観てしまった。
というのも、画が撮れていると感じたからだ。撮影を観てみると、ベルイマンさんなどを撮っていた方だった。どうりで。
家を撮るシーンはもちろん、水のシーンなんかは素晴らしかった。また、人物とカメラの距離が一定で違和感なく観れた。
そして、この映画は映像で語ることができていたと思う。スーパーの棚の間から不倫している妻と見つめ合うシーンなんかはサスペンスを表していてよかった。
小道具のアイデア、たとえばトランポリン、もよかった。
役者はいい意味で目立っていなかったというか、肩の力が抜けていた感じがあって、よかった。
ストーリーについては、ハマる人はハマる話だと冷静に観ていたが、よくできてたのでその点は好みの問題と言えるだろう。
最後あたりのシーンはさすがに見入ってしまった。