はる

ギルバート・グレイプのはるのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.0
'変化の受け入れ方'

30周年記念ということで、再上映にて鑑賞。

何か大事件が起こるわけでも無い、
'変化'や'特別'が目立ってしまう田舎。

田舎から出てみたい、
状況を変えたい、
…でも出来ない。

具体的な台詞は無くとも
そんな葛藤がしっかり表現されていました。

そして何よりも、若くしてすでに
お芝居という形で俳優として頭角を現している
ジョニーデップとレオナルドディカプリオ。

この2人のキャラクターの関係性があまりにも…

ところどころに言いようのない息苦しさを覚えました。

悲しみの中にあるハッピーエンド、
とも言える作品でした。

名作です
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