このレビューはネタバレを含みます
ギルバートグレイプ製作30周年リバイバル上映
30年前の公開当時、中洲の映画館で観た作品でいまだに後を引く。ジョニデもディカプリオもこれが一番好き。当時はベッキー役のジュリエット・ルイスを真似てベリーショートにしたくらい、どハマりした。
今、観ても、全く古さを感じさせない。
ギルバートは現代でいえばヤングケアラー。母の介護や家計も支え、知的障害+自閉症の弟アーニーのいわゆる「きょうだい問題」でギルバートの人生を縛る。今回の鑑賞で、ベッキーがいわゆるノマドライフで、ギルバートとは対極的に描かれている。あと、田舎の雇用問題とか、誰にでも訪れるけど予期できない突然の別れ(死)なんかも、この年齢で改めて気づくテーマも多い。
やっぱり素敵な作品だ。