高橋早苗

ギルバート・グレイプの高橋早苗のレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
3.8
絵に描いたような
アメリカの片田舎で
食料品店に勤めるギルバート


家族は
母親代わりを勤める姉と
学生の妹
脳に障害を持つ弟
そして
ここ何年も家から出ずに
食べ続けてる母親。



彼曰く『音楽なしでダンスのような町』で
通り過ぎるトレーラーハウスを羨ましく眺めても
『ママの食費を稼がなきゃ』と戻る彼は
父親代わり

彼を取り巻く
(〜ねばならない)の閉塞感

ストーリーを手放せない彼の目に
トレーラーハウスで暮らすベッキーが眩しく映る

それでも
『私を引き留めたい?』と聞かれれば
『いや、行けばいい』と答えてしまう。



彼のいう(いつも眠ってて永遠に同じ)田舎町でも
細々とした事件はあって

ママとの別れがあるんだけど
その後…



は、観てね!



レオ様の弟っぷりが素晴らしい。
ジョニー・デップと兄弟役てのも、今じゃ見れませんわね^_^
高橋早苗

高橋早苗