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蛇の道のkossのレビュー・感想・評価

蛇の道(1998年製作の映画)
3.5
アウトサイダーの高等コント。小児性愛ビデオ集団の内輪揉め、原因は販売担当の娘の死。そこに娘を亡くした過去を持つ在野数学者が絡む。拉致の方法から、鎖による拘束の監禁、TVモニターと常套的で見たような場面と演出、登場人物はみなどこか間が抜けている。聾唖で跛行の女の仕込み杖が座頭市ばりで唯一怖いだけ。黒沢清にしては軽すぎる。自身のリメイクでどう変わるのだろうか。
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