だい

大魔神のだいのネタバレレビュー・内容・結末

大魔神(1966年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!!

この時代の特撮モンスターものとしては、
ゴジラやモスラやガメラより全然好き。


あれだな。

あくまでもベースは時代劇のお家騒動ものであって、
大魔神はその一端に過ぎないのが良いんだな。


メインじゃないからこそ、
最後に出てきて悪者をメッタメタにして去って行くチート感。

これよこれよォォォォォ!

プロレスで最後の最後に出す決め技と同じ。
モンスターは出てきたらそれで終わりの絶対的存在でなければいけないのだ。


人間ごときが何とかできるモンスターなぞ、
神性のないただの害獣だからな。



一人で乗り込むとか、
鈴を落とすとか、
あまりにも迂闊すぎる主要キャラたちの行動にイライラしつつ、

え?
大魔神の発動まだなの???

とギリギリのギリまで引っ張る脚本は良いです。


悪者を懲らしめるのではなく、
とりあえず誰彼構わず人間をぶっ潰しまくる感じも、
御都合主義じゃなくて好きです。


復讐譚とかにしやすいし、
土着信仰とかにしやすいから、
特撮モンスターものと時代劇の親和性高いな。



小笹役の高田美和さんが終始美人でした。
あんな美人にすがりつかれたら、
そりゃあ魔神も大人しくなるよね!
だい

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