このレビューはネタバレを含みます
面白かった!!
この時代の特撮モンスターものとしては、
ゴジラやモスラやガメラより全然好き。
あれだな。
あくまでもベースは時代劇のお家騒動ものであって、
大魔神はその一端に過ぎないのが良いんだな。
メインじゃないからこそ、
最後に出てきて悪者をメッタメタにして去って行くチート感。
これよこれよォォォォォ!
プロレスで最後の最後に出す決め技と同じ。
モンスターは出てきたらそれで終わりの絶対的存在でなければいけないのだ。
人間ごときが何とかできるモンスターなぞ、
神性のないただの害獣だからな。
一人で乗り込むとか、
鈴を落とすとか、
あまりにも迂闊すぎる主要キャラたちの行動にイライラしつつ、
え?
大魔神の発動まだなの???
とギリギリのギリまで引っ張る脚本は良いです。
悪者を懲らしめるのではなく、
とりあえず誰彼構わず人間をぶっ潰しまくる感じも、
御都合主義じゃなくて好きです。
復讐譚とかにしやすいし、
土着信仰とかにしやすいから、
特撮モンスターものと時代劇の親和性高いな。
小笹役の高田美和さんが終始美人でした。
あんな美人にすがりつかれたら、
そりゃあ魔神も大人しくなるよね!