デイジーの認知症を遅らせてくれたのは間違いなくホークだ。
マジカル・二グロではないだろうが、間違いなくホークはマジカルだ。
プライドだけはエベレスト級の白人女性老害の相手をするなんて、週に75ドルでも安いんじゃないだろうか。
ホークができた人間だから「ミス・デイジー」と呼ばれたけれど、本来なら「デイジーばあさん」が関の山だろう。
ホークが初めて単語を読めたときや、人生の最後に友達だといえる人間がいてくれた幸運については素直に良いシーンだったと思えた。
けど、彼女と関係を持ちたいかと聞かれれば、彼女のようにありたいかと聞かれれば、即答で「NO」を叩きつけることはゆるがない。