Ryoko

ドライビング Miss デイジーのRyokoのレビュー・感想・評価

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)
4.1
ユダヤ人のおばあさんと黒人運転手ホークとの20年に渡る日常を描いた作品。保守的な白人の典型のようなおばあちゃんが徐々にホークと打ち解けていくのがみどころ。マイペースでひょうひょうとしていながら、主張すべきところはきちんと主張するホークも魅力的な人物。
差別についてはさりげなく描かれている程度。あくまでこの異色コンビの友情がコミカルに描かれているのがこの映画のいいところかな。
白人だって黒人だって、みんな人生があって、みんな平等に年をとる、寂しさだって分かち合うことができるでしょう、と彼らを通して語りかけてきたように感じました。
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