はる

特攻大作戦のはるのレビュー・感想・評価

特攻大作戦(1967年製作の映画)
3.4
アメリカの軍事刑務所から12人の凶悪犯が集められ、秘密特攻作戦のチームが組まれました。率いるのは爆破のベテラン、ライズマン少佐(リー・マーヴィン)
彼もまた軍事違反が多い訳あり将校でした。

凶悪犯と言われる割に、悪人顔なのはドナルド・サザーランドくらいで、他はみんないい人そうに見えました。
訓練中も大きなトラブルはなく、ライズマン少佐に従っていた印象。
赤組vs青組に分かれての実戦さながらの訓練なんて、Dデイ間近だというのに何だかみんな楽しそうだし💦

ツッコミどころがたくさんあって、訓練の様子は面白かったです。(コメディじゃないんだけど😅)

そしていよいよ奇襲作戦が遂行され、保養所の館に集まったドイツ軍幹部たちを容赦なく殺していきます。(ここがかなり残酷)
ならず者たちが上層部の鼻を明かす、という見方をすれば楽しめるんだけど、
1人を殺すと殺人犯なのに、敵を何人も殺すと英雄なんだよね。
なんかチャップリンのセリフで聞いたような、、、

強いアメリカという時代を感じる戦争アクション作品でした。
はる

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