トトCINEMAライフ

特攻大作戦のトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

特攻大作戦(1967年製作の映画)
3.5
ノルマンディー上陸作戦に伴う奇襲作戦をアウトローどもが成功させるのか?
リー・マーヴィン、アーネスト・ボーグナイン、ジョン・カサヴェテス、チャールズ・ブロンソン、ドナルド・サザーランドら個性派俳優が顔を揃える。曲者俳優と言っても良い顔ぶれなのに皆が若いとは言えリー・マーヴィンの貫禄と存在感は流石だった。しかし、大事な大作戦の時ほど、アウトローが集められるのは日本では「アルマゲドン」がお馴染みだが、必ずそのミッションをこなす努力や計画を嘲笑うかのように発狂者役が、クライマックスの起点となるのは、本作からか?
細かく突っ込めば作戦は確かに荒唐無稽だ。破壊工作の計画や、援護の布陣は良いが流石にアメリカ兵がドイツの迎賓館のような所に忍び込むなら(言葉の問題)だけはクリアして臨んで欲しかった…如何にも不自然なので。しかし、それを除いても戦場の戦闘ではないが映画としては中々の力作だろう。