パン

特攻大作戦のパンのレビュー・感想・評価

特攻大作戦(1967年製作の映画)
4.6
とにかく男臭くて面白い映画。 
俺の大好きな作品、スパイクスギャングのリー・マーヴィンが主演を務めている。

冒頭、アメリカ陸軍刑務所… 
いきなり死刑執行の場面。

悪党を集めて秘密の作戦ってどこかタランティーノ映画みたいなノリだな。実際様々な作品がこの映画の影響を受けてるとかなんとか…
韓国映画のシルミドともちょっと似てるよね。
 
かなりの大作映画で見応えあった。
この時代の戦争映画は本当に金かかってて良いんだよな~
ただちょっとタイトルB級臭いのが残念かな。 

囚人が後ろから襲い掛かってくるのをリー・マーヴィンが華麗にかわすのカッコよすぎわ。あんなのどんな悪党でも惚れる。 
囚人同士で連帯責任ってきついよなあ。 
自分が頑張っても一人違反したら全員刑務所逆戻りって厳しすぎる… 

あの青赤の対抗演習で実弾使ってるのマジでビビった。
模擬戦みたいな内容かと思ったけど訓練で死んだらどうすんだよ。 

敵陣に降下してからの潜入シーンはずっとドキドキ展開だった。
ああいうスパイ映画みたいなシーン好きだなあ。
終盤の戦闘シーンはサイレンの音がうるさすぎてちょっとしんどかったかも。だからサイレン銃撃して破壊する場面は思わずテンション上がったw 

ってか敵の恰好するのって国際法違反だと思うが。 
地下に人を大勢閉じ込めて手りゅう弾にガソリン。
悲しいけどこれ戦争なのよね。
ああいう虐殺行為が普通の時代って野蛮すぎるわ。 
ラストシーンはあまりにも残虐すぎる花火が夜空に打ちあがってたな…
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