このレビューはネタバレを含みます
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(吹替版)」
ちょっとドジだけど、優しい心を持つ人間と妖艶な妖怪の恋愛を描いた作品。1960年にも同じ中国の古典小説を題材とした昨日が作られているらしい。
CGではなく、ワイヤーアクションによるアクションシーンが堪能できるのがまず一つ魅力。そして単純だけど愛らしいロマンス映画であることもまた魅力の一つ。
すごく面白いってわけではないけど、「死ぬまでに観たい映画1001本」の中では、比較的何も考えずに観られる箸休め的な作品なのではないかなと思う。上映時間も短く観やすい。
ラストで結ばれる事なく終わってしまった2人だが、切なさを感じる暇もなく映画が終わってしまうので余韻に浸る時間があまりないところが残念かもしれない。逆に言えば、1番の見せ場をあっさり終わらせるのはくどくなくていいのかもしれないが…
