フンガーフンガーフランケン、ざますざますのドラキュラ、ウォーでがんすのオオカミ男、俺たち怪物3人組よ〜♪が頭をぐるぐるしつつ鑑賞。とうぜん、フランケンシュタインというのはこの人造人間の名前ではなく、生みの親である博士の名前なんだけど、私にとっては「怪物くん」に出てくるフランケンのイメージが強い。気は優しくて力持ちで、ゆかいな仲間と一緒に暮らしてる。この映画に出てくる人造人間だって、環境によれば楽しく暮らせたかもしれないのに。
人造人間の原型はこの映画で作られたのかな。このキャラクターデザインが秀逸なんだろうな。もうこの姿で定着してるもんね。
少女との交流の場面には叙情があり、だからこそ、その後の展開が悲しすぎる。藤子先生もきっとこのお話に心を痛めて、この人造人間の優しい部分だけをフランケンというキャラクターにしたんだろうなと思った。
