このレビューはネタバレを含みます
バディもののポリスアクションにゾンビを組み合わせた妙なコメディ。揃ってゾンビ化した二人がジョークを言いながら天国へと消えていくラストがなんともおかしい。バディもので両方死んで終わりというのは珍しいのでは。そして途中で殺される相棒・ダグは主人公・ロジャーが駆けつけるとすでに殺されたあとで死ぬシーンもなく、ヒロイン的存在の女性二人のうち一人は唐突に自分もゾンビであることを告白するや否や体が溶解。もう一人はダグと同じくいつの間にか殺されているという風に全体的に展開が変。途中ダグが殺された時点でロジャーはなんでダグを蘇らせてやらないのか疑問だったが最後の山場の展開上ダグは死んだままでいてくれないと困るのかと納得。ヴィンセント・プライスが出てくるのはうれしい。