ヤスマサ

パニッシャー:ウォー・ゾーンのヤスマサのレビュー・感想・評価

3.0
マーベル・コミック原作のダークヒーロー、パニッシャーの実写映画。
ギャングに復讐するパニッシャーことフランク・キャッスル(レイ・スティーヴンソン)と、ジグソウと名を変えたビリー・ルソッティ(ドミニク・ウェスト)との攻防を描くバイオレンス・アクション。
6年前、特殊部隊の教官だったフランクは、家族でピクニックへ行った先でマフィアの処刑を目撃したことで妻子を殺され、それ以来マフィアを一人ずつ抹殺し続けている。

ある夜、マフィアのパーティを襲撃したパニッシャーは、潜入捜査するFBI捜査官ドナデッリを殺害してしまうが、これが伏線となりドラマが生まれる。
逃走したビリーは、追ってきたパニッシャーにガラス粉砕機へ落とされるも九死に一生を得たが、見るも無惨な容姿となったビリーはジグソウと名乗り、逆恨みだがパニッシャーへの復讐心を燃やす。
激しい復讐の応酬が展開されるが、ストーリーも映像もダークな感じがよく出ている作品。
有無も言わせぬ派手な銃撃戦とアクションは見もの。
終盤、パニッシャーの存在意義と行く末が、荘厳な教会で語られるが、そこに明るい未来はない。
「SAVES(救い)」は誰のためにあるのか。
ヤスマサ

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