るしおん

レイジング・ブルのるしおんのレビュー・感想・評価

レイジング・ブル(1980年製作の映画)
4.0

実在のプロボクサー、ジェイク・ラモッタの自伝をもとにした作品。


一部を除きほぼ白黒、ボクシングシーンも「ロッキー」シリーズのような手に汗を握る展開というのもないが、一人の男の生きざまとしてずしんと心に残る作品。


スコセッシ、デニーロ、ジョー・ペシとなると、「カジノ」が思い出される。
内容も、デニーロとジョー・ペシの関係性(キャラはどちらかというと逆転してるけど)とか、大成功からの転落、との確執などなど似ている部分も多々あり。

それにしても、デニーロの体系の変化がすさまじすぎる。もはや同一人物ではないのでは?と疑うレベル。
「モンスター」のシャーリーズ・セロンや、「ダラスバイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーもやばかったけど、それ以上の衝撃。

「波止場」への言及あり。

ボクシングを引退した後、タレントして活躍している多くの元ボクサーたちは、この作品をどう見るんかな・・
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