このレビューはネタバレを含みます
『レイジング・ブル』
(RAIGING BULL,1980🇺🇸)
【監督】
マーティン・スコセッシ
【キャスト】
ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、キャシー・モリアーティ
【Story】
怒れる雄牛というニックネームのボクサー・ジェイクラモッタの半生、栄光から破滅への道
八百長を経てのチャンピオンへの道
身の回りへの果てない猜疑心
絶対に倒れないという強がりと素直な自分を曝け出せない孤独
【Memo】
OPのシャドー
全編モノクロ
ボクシングシーン(リング内のカメラ)
当時のこのジェイクの哀れみに共感する時代背景(離婚率の上昇、男性優位の時代から平等へ)→男性優位という当たり前の時代からの変化によって行き場を失った同世代への男性たちによる共感?
男らしさが強調される世界の中で、失敗に陥った例?てか、そういうので成功するのは映画の中の世界だけで、実際のリアルはこうなのか
それでも、最後もまた自分の後悔を認めながらも、また人のせいにしながらも、立ち向かおうとするのにちょっと希望を感じる
デニーロアプローチ