実在のミドル級ボクサー、ジェイク・ラモッタの栄光と挫折の半生を、マーティン・スコセッシ監督が映画化した1980年のアメリカ映画
・
監督マーティン・スコセッシ、脚本ポール・シュレイダー、主…
ひたすらに人を疑い続けて落ちぶれていくラモッタの変貌ぶりには目を疑いました。タイトルの通り怒れる牛になってしまったのです。努力家でありセンスがあったとしてもそれを彼の不器用さが邪魔していて苦しく思い…
>>続きを読むたかだか2分ほどのオープニング・クレジットだけで、作品の核心を伝えながら、これほどまでに何かを表しえた映画をちょっと他に思い出せない。スモーキーな白黒の映像に、ガウンをまとってリングに立つ男。これか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
[ジェイク!お前が殴らないかんのはベッドの上の十字架や!]
最後の最後に偉そうに聖書の一節が出てきてキレそうになってしまった。まあでも相応しい節だよな…。
ポール・シュレイダーという人は『タ…
このレビューはネタバレを含みます
初視聴:2021年
ロバート・デ・ニーロの演技もあってボクシング映画として有名な作品であるのだけど、どちらかというとキューブリック監督のロリータを視聴したときと第一印象が似ている。
作劇上仕方ない…
このレビューはネタバレを含みます
ロバート・デ・ニーロが役作りのために27kgの増減をしたというエピソードは有名だが、そこまで役に入れ込む姿はもはや狂気に近いとも思う。
だからなのか、そのデ・ニーロ自身から滲み出る狂気のようなものが…
© 1980 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.