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落下の王国のNのレビュー・感想・評価

落下の王国(2006年製作の映画)
4.4
24ヵ国撮影地全て回ってみたい。あ〜〜きっと流石にここで爆発は起こせないよなぁってとこで大爆発したのテンション上がった。期待を裏切らなすぎる…。
本当に余白の映し方とシンメトリーアシンメトリーの使い方が好きだなぁ。あと砂漠と空を見たらターセムシンを思い出しそう。ザ・セルでも象徴的に映されてたね。

夢と現実が重なっていき、自らの進みたい方向に進んでいく自由さがあり、監督にとって夢というものも特別なものなのかもしれない。
石岡瑛子の衣装も人工的なデザインでありながらターセムシンの世界観にあれほどまでにマッチするデザインはないでしょうという説得力。
アレクサンドリア、ロイ、それぞれの背景を多く示さずとも夢の語り合いで輪郭がはっきりしてくる感じすごくセンスがよく綺麗だなと思った。石岡瑛子展に行ったら実際に展示されてた衣装がロイの衣装だけだったの永遠に悲しいです。壁一面に落下の王国映しても全然納得できない…。
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