アロー

落下の王国のアローのレビュー・感想・評価

落下の王国(2006年製作の映画)
4.0
怪我を負い、病室のベッドに横たわるスタントマンのロイ。恋人を主演俳優に奪われ自暴自棄になった彼は、入院中の5歳の少女アレクサンドリアと出会う。自殺用の薬を盗むため彼女を利用することにしたロイは、6人の勇者が世界を駆ける物語を語りはじめる。


リー・ペイスの、遠くを見据えているような目。現実世界だと悲しげだけど、ひとたび空想の世界に入れば凛々しく美しい救世主のまなざしになる。空想って、理想の世界を描くものだけど、その世界でさえ最終的に壊そうとするロイが切ない。〈鑑賞2回目・2023/08/08〉
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