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嫌われ松子の一生のmooのレビュー・感想・評価

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)
4.3
【あらすじ】

東京に上京して暮らしている大学生の主人公がある日父親から30年前に失踪した伯母の松子が東京で殺害されて見つかったことを聞く。父からの依頼で亡くなった松子の部屋の整理をすることなった主人公は事件の真相から松子の壮大な人生を知る。

昭和22年に福岡に生まれ、幸せな人生を夢見ていた少女・松子。やがて彼女は中学校の教師になるも、生徒が犯した罪を被り辞職する。そこから始まる転落人生。彼女と面識もなかった甥の青年が、その悲劇的な一生をたどっていく話

………………………

【感想】

2006.5 劇場で鑑賞

転落人生ではあるけれどそれは不幸だったのか

場面転換の端々に入るPOPな曲と物語の結末、
父との思い出のシーンでの「まげてのばして」

もっとコメディかな?と思って見に行ったら、めちゃくちゃ泣いて大変なことになった。


大学の授業でたまたま一緒になった子と見に行った。なーんか重かったねーと言われて、めっちゃ感極まって泣いてるのが気まずくてその場で解散。

普通に友達になれればと、軽く声をかけただけなんだけど、会話が
どこらへん住んでるの?(日常会話)
…え、なんでしりたいの?(警戒)
みたいになって会話が噛み合わなかった子で、なんで映画に行くことになったのか謎だったな。

そこからその子とは会ってない。

映画の備忘録を思い起こして、そんな謎のフットワークの軽さと利便性の人間関係ばかりだった大学時代を思い出した。
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