ナナシ774

嫌われ松子の一生のナナシ774のネタバレレビュー・内容・結末

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

10年ぐらい前に少しだけ見て以来、なかなかちゃんと見れずにいましたが、ようやく見れました!

見終わった後、嫌な気持ちや悲しい気持ちになる方もいらっしゃったみたいですが、そうはなりませんでした。
それはやはりこの監督のポップでスピード感あふれる演出とラストの松子が階段を駆け上がっていくシーンによるものだと思います。

ただそのラストシーン、松子を待っているのが妹っていうのが少しだけ気になりました。
妹だからこそ意味があるのかもしれませんが、あそこは一番松子が想っている人物がいると思っていました。なので妹より父親ならしっくりきたのかもしれません。
ですが、それは微々たるもので、この映画が面白いことに変わりはありません!

他に細かいところの感想は
市川実日子は髪が長い方が良かった
松子に愛人になった理由を話したとき、あの役は劇団ひとりにピッタリだと思った
黒沢あすかはいつみてもいい女優さん

最近の中島哲也作品は見れていないのですが、この作品を見て、この監督の作品だから見てみようという信頼感はまだ揺るぎないものだと確信しました!

10年以上の時を経て、見て良かったぁ-!