森鴎外原作です、はい。
お妾さんと貧乏学生の儚い恋を描いている
ように思われる。
舞台美術がいいねぇ。
明治って感じがするよ。行ったことないけど。
高峰秀子が良かった。
だいぶ抑えた演技。所作がきれ…
選択の余地のない人生を強いられた、明治の人々の哀愁が感じられる作品だった。
でも、貧しい中でも、言葉遣いの丁寧さや、風景の幻想的な画で、全体的に清潔感あり。
まだ東京の空に雁が飛んでた時代だった、…
初めて読んだ純文学は、中学1年の夏休み。芥川龍之介の短編 藪の中&河童。陸上部の先輩がおまえは、この短編から読んでみろと勧めらた。それまで読んだ芥川は、蜘蛛の糸。多分小学校の教科書だったと思う。教科…
>>続きを読むデコちゃんも素晴らしいが、同時に浦辺粂子も素晴らしい。白粉塗るためはだける胸元VS寝崩れて露わになる古女房の乳首。同じ傘クルクル真上からのカメラ、夜の霧、雨の夜、飯田蝶子の出入りする路地に坂道、三浦…
>>続きを読む将来のある学生と家族のために妾になった女性の一瞬の悲恋(しかも女性からの一方的な恋)といういかにも明治ものらしいドラマだけれど、女性の境遇を冷徹に描いたりそんな状況でもあえて自分の生を主人公が受け入…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
高峰秀子はいいなぁ~~。
明治の大文豪・森鷗外の描くザ・文芸映画という世界観もいい。
当時の男女観、恋愛観、職業観……等などがよくわかる。
高利貸しは、どんなに金を稼いでも、卑しい商売として蔑まれ…
坂道と霧がとってもきれいだった。
月明かりが作り出す葉の影もドラマチック。
いじわるばあさん、きもおじはいつでもいるけど、
フェミニストプロパガンダ映画かと思うくらい嫌だった笑
成り上がり、高利…
妾だった高峰秀子が、イケメン学生の芥川比呂志に恋をするが、学生はドイツに留学してしまう。東京に雁が飛んでいた頃の話。
今まで観た高峰秀子の役に視覚的な色気を感じることはなかったが(ストリッパー役の…