eulogist2001

新しい風 若き日の依田勉三のeulogist2001のレビュー・感想・評価

3.8
北海道開拓100年。極寒の原野を切り拓いた人々の不撓不屈の精神は想像するだけで頭が下がる。

今や都会となり広大な農地と化した北海道も過去からの想いや信じがたい程の苦労の上に形作られたのだ。

本作は帯広の礎を築いた依田勉三の生涯を描いたもの。伊豆豪農の次男として生まれて慶應義塾に学び、そして北海道開拓のための会社、晩成社を設立するも結果的に破産。その後も最期までかの地で挑戦を続けながら生きた。その生き様はなんとも興味深い。
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