kazun

情炎の女サロメのkazunのレビュー・感想・評価

情炎の女サロメ(1953年製作の映画)
3.0
王様が弟の妻と結婚しているということを預言者ヨハネは厳しく批判する。最初はヨハネを逮捕するよう求める王女サロメだったが…というお話。

ローマ帝国が大きくなり、平和に統治する為に新宗教とどう向き合うか混乱する様子が描かれていました。

リタ・ヘイワースの力で見せる作品です。終盤の7つのヴェールの舞いが大きな見せ場です。

チャールズ・ロートンとジュディス・アンダーソンの演技も良かったです。
いくら種違いとしても娘に手を出そうとする王様。女グセの悪い王様から遠くローマに娘を遠ざけていたお母さんですがしまいには権力を娘に継がせたい為に身を差し出せという話にはひどいと思いました。

イエス様の顔は隠されていました。
kazun

kazun