小骨

情炎の女サロメの小骨のネタバレレビュー・内容・結末

情炎の女サロメ(1953年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

「サロメ」という古典の入口のつもりで見たけど、ヨナカーンとのアレコレが殆ど出てこなくて、本作がだいぶん亜種サロメであることを知るやつ。

サロメが最後まで自分勝手なヤベー奴だったのと、
それに輪をかけてヤベー奴なヨハネに物語の主役を奪われ、
グラディウスの周りに集まってくるやつ全員ヤベー奴じゃんと思ったら、オメーもヤバい奴なんかい!ってなるやつ。

ヨハネが、王に退位しろと言いながらも次の王について何も言わないのヤベーなと思いつつ、
唯一神を崇めつつ実在するのは預言者で殉教もオッケーってシステム、
シンプルに革命権の確保のために存在するんだなーって。
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