このレビューはネタバレを含みます
ルーカス製作、コッポラ監督、1988年『タッカー』
"TUCKER The Man and His Drean"
4K版リバイバル極上音響上映。
32年ぶりの劇場鑑賞。
画期的なタッカー車に圧力をかけて潰そうとするフォードやGMの画策で投資詐欺の容疑をかけられて裁判になってしまう。
公開時は日米自動車貿易摩擦が大問題になってた頃だったけど
「大企業が新たなビジネスを潰し続ける状況が続けば将来は無く、我々はやがて敗戦国から商品を買うことになりますよ」
というタッカーのセリフは示唆に富んでいて、今見返すとその後の日本が辿った道と重なって切なくなります。
全くヒットしなかった作品だけどもっと多くの人に見て欲しい。