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タッカーのleylaのレビュー・感想・評価

タッカー(1988年製作の映画)
3.9
監督・コッポラ&撮影・ストラーロ。車開発者プレストン・タッカーの実話を映画化した作品。クセなく素直に作られていて面白かった!

アメリカンドリームに敗れたのに、観終わってものすごい多幸感。ポジティブでパワフルで家族&仲間思いのタッカーが魅力的すぎる。エンドロールに登場するご本人の写真からも素敵な方なのが伝わってくる。ジェフ・ブリッジスが本人に寄せていて敵役でした。

↓以下、ネタバレ含みます








タッカーは理想の車を人々に提供するという夢に向かい、家族や仲間たちと車作りに励む。しかし、夢の実現の目前に政府やビッグ3(フォード、GM、クライスラー)によって車作りは妨害され、不当に訴えられる…

政府や企業、マスコミの酷さにはムカつくけど、めげないタッカーに感動しました。ポジティブ・シンキングって人を熱くさせるし、たくましい。アメリカの社会背景にも触れた法廷での言葉が印象的で、コッポラの想いなのかなと感じました。

夢に敗れても「大事なのはアイデアと夢」と前向きなタッカーがどこまでもカッコよかった。

タッカーの作った車のデザインとカラーがおしゃれ!当時51台作られて、そのうち47台が現存。その車がズラーッと並ぶ姿が痛快でした。
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