久々3回目(DVDでは初)の鑑賞。
ルーカスフィルム提供、フランシス・F・コッポラ
監督による大衆向け【伝記ドラマ】で、待ちに
待ってこの度【ようやく円盤化】された逸品。
’40年代にアメリカ自動車産業に革命を起こした企業家、ブレストン・タッカー(ジェフ・ブリッジス)の伝記。
エンターテインメントとして勿論脚色は施したで
有ろうけれども、この冒頭からグイグイ引っ張る、
一難去ってまた一難、テンポ良し、緩急も効いた
【ドタバタ】ストーリーテリングは素晴らしい。
それに伴い、躍動感溢れる流れるように良く動く
クレーンカメラ(ローアングル多し)撮影や、
前半の演出も文句無し←後半はシリアスに抑えた
のか⁈ポップさは無くなる。
時代のムード、実車、工場など再現度も高い。
↑映画化にかなり力を注いだのだろう。
キャラも主人公のタッカーが破天荒で短気で前向き。
妻もまたパワフル。
終盤のタッカー自らトーピードカーの実力を見せつけるかのようなパトカーとの【バトル】は、最高。
クライマックスは、予算のおかげで圧巻の車演出、
結果よりも【爽快感】が勝るラストだ。
タッカーが拘った安全性、開発したシ◯◯
◯◯トが今も世界中で採用されている。