矢吹健を称える会

抜き射ち二挺拳銃の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

抜き射ち二挺拳銃(1952年製作の映画)
3.6
 ナレーションが興を削ぐという難点はあるのだが、アクションシーンは大迫力。特に窓に特攻するオーディ・マーフィ、良いですね。童顔に黒の革ジャンというルックスもたまらない。悪役でも「ジョニー・ソンブレロ」という変な名前のやつが最高に憎たらしい演技をしている。
 スティーヴン・マクナリーがあまり活躍していない、というかむしろ殆ど足手まといのような役割で、メンターとしての活躍を期待していた自分は拍子抜けした。それでも岩山を利用したラスト・デュエルはアンソニー・マンのようで興奮。