円盤視聴。
基本は読んでから見る派なのだがこれは見てから読もうと、あえて情報量ゼロで臨んでみた。
…これは、どういう方向に話が転がって行くのか?とずっと分からなかった。最後に分かった。はう。
戦争とはこういう事で、国を明け渡すとかこういう事で、そりゃソ連はこうだろうしドイツはこうだろうし、結局人間とは、生きるとは、生き残るとは、という話になってしまう。
ツラい。
人間が生きる、それだけで罪なのかも知れない、と思ってしまうような。
あぁポーランド(涙)。
だからこそ、ポーランドの監督さんがこういう映画撮った事に価値があるんだと思う。ありがとうである。
語って語って語って語り継いで行かなきゃ。という事だよなぁっ。
そして、最後のあれやこれや見て、「ナチスがガス室作ったの、分かる」と思ってしまった、それもまた人間。越えてはいけない線を軽々と越えて行く。
越えてないのはただ運がいいだけで、皆薄氷の上にいるのだという自覚は常に持っていたいよ…