【映画は歴史に追いつけるか?】
長らく歴史上の謎とされてきた事件を扱った映画です。
ポーランドは第二次世界大戦の勃発で、ナチスドイツとソ連の双方に占領されました。そして戦後はソ連の衛星国になりま…
監督の父親も被害者であった「カティンの森事件」を題材にした作品
何も抗えない無力さには絶望しかない
ラスト10分の映像は人によってはトラウマになる可能性があるので、観る場合は精神状態が安定している…
映画は、第二次世界大戦下にソ連国内のカティンの森でポーランド人捕虜の将校・予備役(職業は官吏、大学教授、医者や地主)など知識階級22,000人が虐殺された事件(知識人を抹殺し、ポーランドの国力を滅す…
>>続きを読む第二次世界大戦中、1万数千人のポーランド軍将校が虐殺された「カティンの森事件」をベースに作られた映画で、監督自身もこの事件で父を亡くしています。事件を知らなかったので、まず知る事が出来て良かったです…
>>続きを読むしんど………………2回観た(観させられた)けどしんど…………………………
戦争っていとも簡単に個人を個人じゃない、ただの駒にするんだよね。亡くなった少尉たちにはそれぞれの人生があったはずなのに、死…
アイジェイ・ワイダ自身も、父がカティンの森事件の被害者だそう
戦争が終わっても、真実が公にされることはなく、野放しのまま約50年。ついにソ連が認めた上で謝罪を表明したのは1990年だと....遅すぎ…
ソ連、ドイツの両国に攻められたポーランドの将校とその妻子のお話。
他の戦争映画と違って戦闘描写が一切なく、断片的な情報のみしか与えられない捕虜となったポーランド将校とその帰還を祈る妻子の果てしない…
2008年3月モスクワで上映会が開かれた。(『カティン』完成の翌年のこと)
NHK放送ETV特集「アンジェイ・ワイダ 祖国ポーランドを撮り続けた男」より抜粋です。ぜひ、紹介したいと思います。
監…