テレビシリーズは観ておらず、これが初見。10年ほど前の映画だが、なんだろう…このリアリティのなさ。あ、飛行機のシーンがあれなのか…。空を飛んでいる飛行機から見る雲がまったく動いていないという違和感。それが気になって気になって。そうしたら、この機内の揺れも役者さんやエキストラの人たちが息を合わせて身体を動かしてるんだろうな、など現実的なことばかり考えてしまった。
いかにもな商業映画で正直好きなジャンルの作品ではないが、最後まで観てしまう米倉マジック！特別好きな女優さんなわけではない。が、米倉涼子という人が演じる女性がどの作品でも自信満々で、強くてかっこよくてなんか好きになってしまう要素があるのだと思う。こういう見ていてスカーっと気持ちよくなる女優さんって貴重だなぁ。ほかのベテランの役者さんたちも勢ぞろいで安定感はすごかった。城田優だけ、この映画だけだと、ごめん、よくわからなかった。
