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ニュースの天才のhedgehogsのネタバレレビュー・内容・結末

ニュースの天才(2003年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

これから観ようと映画を選ぶ基準として、自分が主人公の立場が似ているとか共感出来るかとどうかで選ぶが、この映画に関しては、ヘイゼン・クリステンセンと自分は全然違った。
同僚に好かれるタイプでは無いから。

むしろ自分はピーター・サースガードの立場の方が近かった。あんなカッコよく無いけど笑
ヘイゼンについては、今の職場に居る、明るく皆に好かれるが仕事がいい加減な誰かさん(でもキャラで許されてる)と重なった。

何であれ、記事の捏造は許される事ではない。
ただ、主人公が取り返しが付かなくなり後戻り出来ない所まで来ているという焦燥感みたいのは共感出来た。
また、信じたく無いし、庇いたい同僚の気持ちも分かるだけに、人間模様が面白い映画だったと思う。

ピーター・サースガードが、事態が大きくなった時に「それ見たことか」という態度では無く、真摯に受け止め主人公を否定するシーンが好感持てた。
まあ、会社の皆にとってもとんでもない事だからな。

難しそうで難しくないから、子供が観ても良い教訓になると思う。
「一度嘘を付いたら癖になる。一度嘘をつくとまた別の嘘を付かなければならなくなる」ってね。
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