このレビューはネタバレを含みます
原作が好きで、本作も何度かトライしていたが、どうも肌に合わず途中で止めることを繰り返していたが、今回ようやく完走。
本作は頭脳戦こそが肝であり、戦術の鮮やかさとサプライズが見所であり、また、知的攻防を超越したナオの純真さが良いスパイスとなって成立する作品と思う。
しかしながら、本作では、戦術は見え見えに近い演出がされている他、ナオは純真なキャラというよりはただの間抜けである点が、かなり興を削いでいるように思われる。
また、改めてみると、豪華なキャストを無駄に使っているように感じられる。