アメリカンニューシネマの一つ。体制への反抗や自由の渇望など、アメリカンニューシネマらしい作品だった。
主演のピーター・フォンダは後にイージーライダーも出演するが、やはりバイクが似合う。リーダーとしての風格と若さ故の甘さが共存した演技がかなり格好良い。
牧師に対し、「自由にしたいだけなんだ!」と対抗するシーンも名シーンである。このシーンはprimal screamのloadedの冒頭に使われており、印象的だった。
また終盤のパレードから埋葬までの一連の流れからも、まさにアメリカンニューシネマという雰囲気が出ており、余韻の残る終わり方だと感じた。