めしの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『めし』に投稿された感想・評価

じょい

じょいの感想・評価

3.5

やだやだこんな時代もこんな男も、という感情をフラットに戻して観ると素直に楽しめる。

大阪出身者として、古い大阪弁や、古い街並みはとても興味深かった。昔の言葉はすごく良いなと思う。「おはようさん」っ…

>>続きを読む
これは高校の時に『浮雲』と二本立てで観た覚えがある成瀬巳喜男監督1951年の作品だけど、あんまり覚えてないかな。
TP

TPの感想・評価

3.2

★1989年に続き2回目の鑑賞★

 林芙美子原作だが、2/3を書き上げたところで林は亡くなったため、未完の作品を映画化したもの。川端康成が監修(具体的に何をやったか不明)している。

 日本人離れ…

>>続きを読む
戦後の市民生活が伺えておもしろい。
特に大阪市内の風景。
くいだおれ太郎がいる!
小津映画より、会話がリアル。
所帯じみた原節子もいいです。
NNN

NNNの感想・評価

4.8

何という段差だらけの序盤。

まず、家の前の路地から通りへと上がるところの階段。地形的なインパクトもさることながら、人が引っかかって転んだり、出勤する夫に妻が荷物を手渡す場所しても使われる。

次に…

>>続きを読む

いままで小津安二郎の映画をただの一本も鑑賞していない私は、彼のミューズたる原節子についても殆ど予備知識を持たなかった

夫との関係に倦み、淡々とした味気ない結婚生活に身も心も疲れ果てた女が本作におけ…

>>続きを読む

とてもチャーミングな夫婦だった

この時代に、女性の在り方をやんわりと批判しているのは素晴らしいと思う。

原節子さんのあの佇まい、本当に素敵。
岡本里子は三千代さんに勝ちたくて一生懸命背伸びをする…

>>続きを読む
i

iの感想・評価

-

結婚5年目、夫婦の倦怠期を夫の姪が引っ掻き回す

女友達、未亡人、ほのかに思いを寄せるいとこ 第三者がもたらすスパイスがいい
 
書いたけど出さない手紙の行きどころ
名言「感情をべたつかせて人様に迷…

>>続きを読む

『うん、今日のコロッケは上出来だねえ』
90分ひたすら日常を映す狂った作品
大人は、いや人間は、いや生き物は少し油断すると変わり映えの無い毎日を繰り返す
だからこそ何か非日常を求め、それらのひとつに…

>>続きを読む
Sohey

Soheyの感想・評価

3.7
歳の離れた姪っ子にうつつを抜かす上原謙。
それを冷たい視線で見る原節子。

70年以上経ったいまでも変化のない結婚観。改めて夫婦の関係性を考えさせられる。

あなたにおすすめの記事