ゆっくり

めしのゆっくりのネタバレレビュー・内容・結末

めし(1951年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

絶対ハッピーエンドじゃない。
70年経つのになんも変わってねー。
若い世代と年寄りの世代に挟まれて自分の幸せに悩む。
最後のなんて、諦めに見える。
生きてて男も女も幸せなんてないんじゃないかとすら思う。
友人から見ても幸せそうに見えてるって辛すぎるだろ。
他人から見たら人の心なんて理解されるわけないってこと。
それで心の内話さないで一人暗くなる。
日本人っちゃ日本人だけど。
だから若い里子は自分の気持ちをペラペラしゃべるし、外面作るし、忍耐もない。
過去も未来も日本人やばいね、って見えて絶望的な気持ちになる。
三千代の同級生の眼鏡が煙草吸って「独り者のやるせなさ」って言うところ悲しすぎて泣いた。
大阪人も良くうつらねー。