ゆべし

めしのゆべしのレビュー・感想・評価

めし(1951年製作の映画)
2.5
美術が蓮見先生が絶賛している東宝の中古智さん。大阪ロケーション撮影も多いが室内と玄関先のシーンはスタジオ撮影、作り込みがすごい。溝口健二は「成瀬の映画にはキンタマが無い」と評したそうだけど、フェミニズム視点で観ると成瀬巳喜男は女性への視点が優しくこの作品では家父長制度を批評的に描いており、より溝口よりも現代的な視点を持った作家と思う。
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