堕天使MASATO

めしの堕天使MASATOのレビュー・感想・評価

めし(1951年製作の映画)
3.5
『うん、今日のコロッケは上出来だねえ』
90分ひたすら日常を映す狂った作品
大人は、いや人間は、いや生き物は少し油断すると変わり映えの無い毎日を繰り返す
だからこそ何か非日常を求め、それらのひとつに映画があると思うのだが
そうした人間に敢えて日常を喰らわせる事で
かえって刺激を与えられる
こんなつまらなく下らない事に一喜一憂し
そして死んでいくのかと

自分はこういう狂っている作品に惚れ惚れする