ろまらん

めしのろまらんのネタバレレビュー・内容・結末

めし(1951年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

成瀬巳喜男の映画でも原節子の美しい言葉を堪能できます。昔の大阪も見られる。
和製フィリップ様上原謙、ポマードでオールバックとお味噌汁。タバコ吸って新聞読んで「ハンケチ。」飲むのも仕事とキャバレー行ってへべれけで帰って来る昭和のお父さんリアル。接待されても断ったのはカッコいい。ずっと我慢してるからいきなりお里に帰るお母さんもリアル。怒ってる時にも典雅な話し方、実践してみたらなかなか良くて気持ちが落ち着き、笑いも取れた。続かないのでまた笑えます。
おじさんにもベタベタするサトコちゃんずっと我慢してたけど、ニャンコの扱いに切れました。スパイに来たお友達も子猫にキャーとか言って大概です。
東京まで来てくれる旦那さん、何にも言わなくても一緒に帰るよね。ボーっとしてるから奥さん悩んでんのわからないのはしょうがない。
最後の言葉だけ異質でガクッとなりました。
ろまらん

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