水っぽい星

めしの水っぽい星のレビュー・感想・評価

めし(1951年製作の映画)
4.5
一日を家事に費やすだけで夫との関係は冷えていてここから居なくなりたいという雰囲気が終始張り詰めていている。原節子が狭い家で家事に奔走すると狭い家がもっと狭く感じて鬱屈しているような心情も重なり家に囚われているよう。どこにも帰りたくないしどこにも行きくないような表情で幸福に見える人々とすれ違うショット好きだった。