mackiee

めしのmackieeのレビュー・感想・評価

めし(1951年製作の映画)
3.5
「感情をベタつかせる」演技に辟易しながら観ていると、ラストに訪れる原節子の繊細な表情に撃ち抜かれます。想いはナレーションに任せて、画は実にささやか。

全編にクドい感情表現が続くので、最後の一瞬に写るパッシヴな表情ひとつが、もの凄く爽快な印象を与えてくれます。何この解決感。気持ちいい…。
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